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初めてのお使い~昭和の場合

2015/03/25 00:48

私の初めてのお使いは小2の夏休みだったと思う。

育ったのは、川と山々に囲まれた集落。
小場地図

お店屋さんは、雑貨屋さんとタバコ屋さんと酒屋さんが一軒ずつ

採石場が近くにあり、ダンプカーの往来が激しい狭い道を

小学生が自転車で移動するためには免許が必要だった。

その免許の試験でさえ四年生にならないと受けれない。

子どもの足で15分は歩くタバコ屋さんに

ある時祖母からお使いを頼まれた。

見慣れた黄色い箱のタバコ

楽勝で覚えていたその名前が

どういうわけかお店のおばちゃんを前に

すっかり頭の中から消えた。

そのあと、ちゃんと買って帰ったかさえ覚えていない。

お駄賃はきっともらったはず(たぶん汗だくだったから、帰りがけにアイスでもかじりながら歩いたかな?)

けれど今でもその煙草の種類は忘れない。

エコー。
エコー


戦争未亡人がどうしてタバコを吸うようになったのか、

悲しいであろう理由を知ることはできなくなってしまったが、

双方の祖母とも、いつも煙草の煙をくゆらせていた。

二十歳以下では買うことさえできない現代の

今では考えられない、昭和ならではの「初めてのお使い」でした。

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