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毒のないフグ

2014/12/05 22:28

フグ
 フグのおいしい季節になりました。
されどこのフグ、毒があるのはご承知の通り
最近でも、そのテトロドトキシンによって死亡事故が起きたばかり。

私たちが食用にしているのはトラフグなどで、その毒は肝臓と、卵巣に一番多く含まれている。
この毒が、フグの生理機能に必要な生理活性物質だったということが解ったのは、
実は無毒化したフグが養殖されるようになってからのことらしい。

生まれて間もないフグは毒を持っていない。
成長段階で食べていく餌から毒を集めていくので、
無毒のエサを食べさせるようにすると、毒を持たないフグが育つらしいが、
毒を持たないフグは、なんと闘争が絶えず、免疫力が下がって病気にかかりやすいことがわかった。
さらに、毒のある餌に戻すと、それらが解決する。

私たちにとっては、毒でも、フグにとっては、自分の身を守るための大切な武器だったり、ホルモン用物質なのだ。

因みにもともと毒をもっているのは水中のバクテリアやプランクトン
赤潮で有名な渦鞭毛藻なども含まれる。

二枚貝の食中毒など、環境の悪化に伴い、年々これらの生態系での濃縮毒の影響も大きくなっている

風の谷のナウシカの「腐海」のように、環境中の毒素を自分の中に取り込み、利用し、
結果、水環境を浄化していると思うと、美味しい珍味の見方も変わってくる。
ナウシカ

大阪ではフグ料理のことを「てっさ」、「てっちり」と呼ぶが
「たまに(偶に)当たる」を「弾に当たる」「当たると死ぬ」に掛けた洒落からフグを「てっぽう(鉄砲)」と呼ぶ。「てっさ(てっぽうのさしみ)」「てっちり(てっぽうのちり鍋)」という料理名はここから来ている

テトロドトキシン(鉄砲)の毒性は
第1段階
指先や口唇部および舌端に軽い痺れ。目眩により歩行困難。頭痛や腹痛の場合も有り。
第2段階
運動麻痺が進行、嘔吐、知覚麻痺、言語症、呼吸困難、血圧降下。
第3段階
全身の麻痺症状、骨格筋の弛緩、呼吸困難及び血圧降下が進行。
第4段階
意識の消失、呼吸停止。死亡(呼吸停止後も心臓の脈動は続いている)。

呼吸が止まるまで意識があるのは有名な話らしいですね
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